二千自由年3月21日 春分
太陽の光が、地球の真中心に当たるとき、北半球と南半球には同量の光が当たり
陰と陽のバランスが、中道となるこの時は、一年の起点で新年度のはじまり
といわれるこの日、群馬の廃校になった木造の小学校舎で行われた「あおい地球祭り」の会場へと向かう。
この日はすごいエネルギーが地球に来ていた。
前の晩から明け方にかけて一晩中突風がふきあれ、まるで難破船にゆられている心地。
もう、子供みたいにワクワクして、うとうとしながらも風の音に起こされて、一晩中、風を観じていた。
外に出てみたくてうずうずしてベランダにでてみると、ものすごいスピードで吹き上げてくる風の力に、人気のない町がおそうじされていたようだった。
明け方、雨がバラバラと音をたてて短く降って、地上を洗い流す。
午後に群馬に出かける頃には、陽気な太陽が頭上に輝き5月のようにぽかぽかと気持ちのいい陽射しが降り注ぐ。
人の顔のように突起が連なる霊山の向こうに、春分の太陽がしずんでゆくのをゆっくりながめながら、
会場につくころには、なんと今度はちらちらと粉雪が舞っていた。
そして、その後に星星が夜空にあらわれる。
これが今年の春分の1日の天気。
「まるで,1年の天候が1日に凝縮されたようだね」
今回の祭りの主催者で,地球暦heriocompassのクリエーター、杉山開知くんが言った。
本当にそうだね。
このめまぐるしい天気の変化ですごいエネルギーが地球に降り注いできてるのがわかる。
それは、もう理屈じゃない本能的な感覚。
今年のエネルギーのポイントになるであろう、春分の日が待ち遠しかった。
長い冬がおわってあたたかな春がやってくる。
ひさしぶりに会う友だち、仲間たち。
沢山の人たちとハグ、ヤーマン。
みんなに会いたかった。みんな同じ気持ちだったように観じた。
大揺れだった春分の翌日、「あおい地球祭り」
サヨコmeets ya man riddimで参加。
教室でのトーク、お泊まり、
校庭での銀河キャンドル、神楽、もちつき、麻良渡しの御神事、
体育館での出店、ライブ。
なんかみんな学校の先生や生徒たちになって、同窓会みたいで面白かった。
ライブも体育館でやったから、子供たちがごろごろあちこちで寝転んでいて可愛かったな〜
最高の宴でした。
あおい地球祭り1/4↓
あおい地球祭り2/4↓
あおい地球祭り3/4↓
あおい地球祭り4/4↓
続いて、4月3日は、ya man riddimで東京の代々木公園の気持ちのいいステージで行われた春風というイベントで 演奏。
この日は、野外で、ダブマスターウッチ−が音をmixしてくれたので、最高の響きだった。
ライブの途中から雨がぱらぱらと降り出し、風がぴゅう〜っと吹いてきた。ああ 龍神様がきてるのかな〜
雨はふったりやんだりして、次に歌う奄美大島の歌い手、朝崎郁恵さんのライブ中にやんだ。
前にご一緒した時もそうだったけど、朝崎さんが島唄を歌うと雨がやみます。
私は雨が降って,その後晴れる、というパターンが多い。
水の禊とハレの歓び、今私が受け取っているプロセスそのものだ。
イベントが終わる頃には、星星とお月さまが美しく顔をだした。
去年の初冬から、ハートがいたくて,沢山泣いていた。
外側からのいろんな引き金はあったけど、なにより、もう誰のせいにも何のせいにもできない。
最後のところに行き着いたように観じた。This is it!
それは、自分自身。
自分と向き合っていかないと、自分を愛して許していかないと、もうすすむことはできない。
周りはすべて自分をうつしだしてくれる鏡。
この世界は、すべて自分という意識がつくりだしているマイワールドの世界。だから自分がかわれば、世界もかわる。
それには、外側に答えを求めず、自分からはじめること。
自分の中にふたをして閉じ込めていた痛みを、うかびあがらせてそれを受け入れてただ許して手放していく。
平和は幸せは今ここから、自分からはじまるんだね。
心の揺れは魂の自ひびき。天気と同じで大揺れは変化の兆しだ。
怖いけど,苦しいけど、おそうじ後は、いつも軽くて楽な気持ちのいい境地。
人間として生きている限り、エゴそのものを完全に亡くす事は出来ないかもしれない。
エゴもまた人間としての感情や欲求をうみだすものだから。
でも、意識的に自分と向き合う事によって、エゴの生み出すたえまないおしゃべりや自分を傷つけてきた古いエゴのパターンを終わらせる事は出来る。
そして新たなエゴと、その奥にある魂の真我との統合によって、表裏一体の鏡の世界が光となって目の前にあらわれる。
自分というミクロと、銀河というマクロを観じて生きていると、
地球という惑星母船の中にこういうエネルギーの変化をかんじとって楽しくなり、其の中で生かされてる事がありがたくなる。
ハートの痛みもダイブ楽〜になってきた。
春風吹いて、春雨降って、すこうしずつ光になあれ。
新しい季節の訪れとともに、青い草花たちの芽吹きとともに、
今新しいワクワクする自分が目覚めて、生まれてきたこの愛の気づきを育みはじめている。